コラム 「カレーは英国料理」 2
日本にカレーが登場した当時、インドは独立国家ではなくイギリスの植民地で、日本との交易が直接あったわけではありません。インドの食べ物らしきカレーは、イギリスを経由して日本に伝わっていますが、そもそもインドにはカレーなどと言う料理は存在せず、イギリス人の発案で作られています。
しかし、インドと言えばカレーで、ガンジーさんやイスラームのタージ・マハル、仏教の発祥の地と思い描く人は少ないであろうし、カレーと言えばインドであり、西城秀樹を思い出す人もごく稀であると思う。
だから~、ここ、笑うところですからね。
しかし、このネタ、松子ちゃんにはわかんねーだろうなぁ~、、、失敗。
インドでは、日々の料理に香辛料を使い調理します。各家庭でスパイスを混ぜ合わせ煮込みなどを作っているわけです。野菜、シーフード、肉などの具材に合わせ香辛料をブレンドしたり、家族の体調にも合わせブレンドしています。漢方薬ですからね、材料。ビーフはないだろうなぁ~きっと。ヒンドゥー教徒以外は食べるのかな?
これは日本では、煮物を作るための調味料、醤油やみりんにあたるわけです。このようにスパイスを使ったインド料理を、イギリス人が自分たちの口に合うように香辛料をブレンドしたものがカレー粉であり、そのカレー粉が日本に伝わったわけです。小麦粉を使った「ルゥー」もイギリス人の発案であり、日本のカレーはやはり英国風カレーなのでしょうね。
カレーの香りはほんと食欲をそそります。加齢臭は、、、ちょっと嫌。