“Soul bar-IORI” 名古屋めし
私の生まれ故郷、名古屋は少し変わった食べ物が多い。変とは何も
「ンなもん人が食うもんじゃねーだろ」
と言うような食べ物では決してない。オリジナリティ溢れる食べ物ではなく、ただ真似して形、名前を変えちゃった程度の変化形が多いのだ。
格好よく言えばアレンジ? 本来アレンジは「整頓」とか「用意」、「手配」の意味で、音楽用語としては編曲を意味して、コード付けや演奏する場合の楽器編成も含め曲を整えることを意味する。決して「変曲」ではないので、、、
ふぅ~一応音楽メインでやってますので、音楽ネタも無理やりぶち込んでみました、、、
名古屋めしは全国区の人気を誇るものから、名古屋近郊では一般的だが、それ以外では、なんじゃそれ、と思われるものもあるかもしれない。そんな名古屋めしをシリーズでお届けする(未定)記念すべき第一回は、う~ん、何にしようか、、、まだ構想が固まっていない、、、汗。なんせ思いつき。
名古屋は「犬も歩けば喫茶店の軒先におしっこち~」と言う言葉があるぐらい(嘘です、たった今私が思い付いた適当な言葉)喫茶店の多いところ。今風で言うおしゃれなカフェを想像してくださいね、裏切られますので、、、
名古屋の喫茶店は単にコーヒー屋ではなく食事も楽しめるところが多い。フランスのコース料理を手軽に楽しめるカフェなんか想像してみてください。確実に裏切られます。
まぁ、店舗によりメニュー構成は当然ながら異なるのだけれど、古来からある喫茶店、別に縄文時代からあるわけではありませんが、、、私の物心付いたころ、、、じゃあ、まだまだ最近だ、失礼、、、まぁ、当時からある古典的な喫茶店には軽食メニューが並ぶのがごくごく一般的。
軽食でどんなメニューがあるのか、軽食で思いつくのはパン類で、ホットドッグやハンバーガー、サンドウィッチなど、、、そんな手の込んだものは作りませんよ(一部サンドウィッチはあり)面倒臭い。あるのはトースト。
スパゲティも多いですね、ペスカトーレ、カルボナーラ、シンプルにぺペロンチーノもいいよね~、、、でも、そんな難しい物は作れませんよ。缶詰ないしレトルトのミートソース、そして謎のイタスパ、そしてもっと謎多きインディアン。この3種が名古屋の古典的な喫茶店メニューにあるスパゲティの定番。パスタとは呼んじゃだめ!
そしてカレーライスも超人気。でも、だいたいどの店も同じ味かな、、、使ってるのはボンカレーですからね、当時。今はレトルトも種類が増えて各店様々な味が提供できているのであろう。頑固にボンカレーを使い続ける店は、これ、こだわりかもしれない。こだわりを持つことも大切である。
後、軽食とは関係ないのだけれど名古屋の古典的な喫茶店で多いのが、コーヒーを飲み終えて時間が経過してると「こぶ茶」がサービスで提供されることがある(あった)。う~ん、何て気の効くおばちゃんだ~ありがとう、なんて思ってはいけない。「コーヒー一杯でいつまでねばるんだ、とっとと帰れ」の意味が込められていると言われる。本意は謎だ。
その他名古屋めしは、きしめん、ひつまぶし、手羽先、あんかけスパ、天むす、味噌カツ、味噌おでんに味噌煮込みうどん。あと台湾ラーメンも有名で、ラーメンと言えばスガキヤラーメンが最も人気を誇る。最後の晩餐で何が食べたいかと問われたら、「スガキヤ!」と答えるのが、生粋の名古屋人なのかもしれない。
何しろ節操のない名古屋人は名古屋めしと呼ぶ種類が多すぎだ。嫁入りも派手で、嫁入り道具の数、披露宴の引き出物の数の多さも名古屋人の見栄。数で勝負が名古屋人なのかもしれない。そんな愛すべき大好きな名古屋めしを紹介していこうと急に思い立った。
一回目は何にしようか、、、「イタスパ」でいきますか~ではまた~。