紀行、小説のノベログです 日々感じていることを盛り込み綴っています

「自転車と列車の旅の追憶」 紀行 完
「大海原」 紀行 完
「家族」 小説 完
“Soul bar-IORI” 短編小説 完

“Soul bar-IORI” 顔3

 「偉人」と言われる方達は、少々お歳を召してから評価されることもあり、おじちゃん、おばちゃん、はたまた、おじいちゃん、おばあちゃんになってからの写真も多く、イメージとしてある。五千円札に描かれるこの女性、若くとても美しい。う~ん、いい女、、、
「若い頃の写真使っちゃってさ~嫌な女」
と思われる女性も多いと思うが、この方は24歳の若さで他界している。24歳までにお札の顔となるまでの偉業を成し遂げたわけで、それは素晴らしいことである。


 が、しかし、日本が世界に誇れる人物で、国民に広く知れ渡るかは少々疑問だ。人物を知らず語弊を招く恐れもあるが、当時の指導者達が、女性の地位向上を訴える諸団体の圧力に屈し、「決めちゃった」とも感じる。日本の顔であるべきお札の顔が、このように決められるのが日本の政治だ。そして、女性の地位向上を訴える側にしろ、形だけに捉われそれで満足してしまったのではないか。あまりにも本質を見失った活動家は、活動する自分に酔いしれているだけなのではないのか、、、着地点は採用ではないはずだ。


 冒頭で挙げた「天は人の上に人をつくらず 人の下に人をつくらず」と説いた福沢諭吉も、何も人はみな平等であると説いたわけではない。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといえり」
 人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし
 ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり
 無学なる者は貧人となり下人となるなり


 人は生まれた時は平等である。学問をして物事を知る人は偉く、お金持ちになるが、無学の者は卑しくて貧乏になると説いたのだ。


 二千円札など、もう軽く10年以上は見ていない。発行も、使用可能にした機器もすべて無駄なことなのか。アメリカの20ドル紙幣、イギリスの20ポンド紙幣や20ユーロ紙幣も流通は盛んで、日本国内でも沖縄だけは普通に二千円札が流通している。中国、ヴェトナム、フィリピン、タイとアジア圏にも20の単位紙幣は流通していて、沖縄を除く日本人だけが特殊なのであろうか。


 沖縄で普通に流通しているには、アメリカ統治時代に20ドル紙幣を使い慣れている方が多いこと、また、本国で普通に20ドル紙幣を使うアメリカ人が多いことも要因であろうが、流通促進に民官併せた取り組みがあることを見逃してはいけない。


 また、描かれている守礼門は、琉球王朝の繁栄を知らしめた首里城に建ち、かつて日本が独立国家であった琉球王国を攻め、統治下に置いた事、琉球民族の誇りであった城が戦火の犠牲になったこと。長崎、広島で犠牲になった方達同様に、沖縄県民の多くの犠牲があって今の平和な日本があることを伝えなければいけない。


 行き当たりばったりの日本政府お得意のお馬鹿な政策ではあったが、結果そのようにしてしまい葬り去ろうとしているのも、お馬鹿な日本政府だ。導入に費やした膨大な予算をどぶに捨てるような余裕があるなら、戦時中から中国に破棄したままの70万発の化学兵器のいくつかでも処理出来たのではないか。餓えに苦しむ国を援助できたのではないか。


 BGMを忘れていた、、、日本の愚かな政治家に送るとても素敵な曲。美しいメロディではあるがメッセージ性の強い曲だ。



Desperado - Eagles
 
アメリカは2020年、奴隷解放運動家、女性解放運動家でもあったアフリカ系アメリカ人のハリエット・タブマン女史の肖像画で新20ドル札を発行する。アメリカの顔の一人として、人種差別のない世の中を作るために貢献してくれるであろう。日本の紙幣は、日本の政治、教育の愚かさを表したものからいつ脱却できるのだろうか、、、


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